2011年11月30日水曜日

4度目の被災地

宇宙と地球のエネルギーが強くなる赤い自己存在の月の日。

私は思いもかけず空を飛んでおりました。

もちろん飛行機で。

それまでの様々な思いが溢れだし、多くのエネルギーに導かれるようにして片道1500キロの旅が始まりました。


一度関東に入り、その後東北道を北へ向かいました。

1月ぶりの被災地。

前回は慰霊の祈祷の手伝いの為、殆ど地元の人と会えなかった残念な思いがありました。





国道45号線から見える大船渡湾
私が『南からの玄関』と呼んでいる大船渡湾。国道からの眺めは朝霧の中、一艘の船を迎え入れている最中でした。

市内中心部のボランティアセンターに着くと、

「おかえりなさい」の声が。

ほっとした瞬間でした。

受付で仮設住宅での作業を案内され、車に乗って他のボランティアさんと現場に向かうと、その彼女が、

「あの、覚えてますか?」

と私に声をかけてきました。

「前にさんさんの会にお手伝いに行った事があるんですけど。」

彼女は1日だけボランティアに来てくれた地元の人でした。いつ頃かを聞いた時、記憶が鮮明に蘇り、1日しか会っていないのに私の事を覚えていてくれている事が凄く嬉しかった。

仮設住宅での作業は、支援物資のタオルを数枚に小分けする事。

そこで私達に作業を依頼した方は、私に

「あなた、地元の人?」

と聞いてきました。

「いいえ、北海道デス。」

そう答えると、もう一人のボランティアの女性が、

「この方はさんさんの会ってところでずっとボランティアしてたんデスよ。」

と紹介してくれました。

すると

「あなた、覚えてるわ!避難所にお豆腐持って来てくれたわよね?北海道からの人。覚えてるわよ。」

ビックリしました。

大して言葉を交わした事もないのに、覚えていてくれる人がいるなんて。沢山のボランティアが来ているのに。
仮設住宅での作業風景

作業は和気あいあいとしていて、以前、事務方の仕事ばかりしていた私にとっては色んな方と出来る現場の仕事が楽しく感じられました。

三陸地方独特の言葉が飛び交う会話の中、大船渡にいる実感に自然と笑みが沸き、幸せな気持ちが込み上げてきました。
その晩私はその仮設住宅に泊まらせて頂きました。

是非にとの事でした。

嬉しくって、嬉しくって、たまりませんでした。

9月に大船渡を去った時、そのような話をしていただけるなんて、私には遠い夢のように思えていたからデス。

朝からおかずが沢山
晩ご飯に沢山のおかずを用意してくださり、寝床には敷布団を2枚敷いてくれたり、朝もおかずが沢山。

ボランティアは自己完結が鉄則。

被災者の方にお世話になるなんて事は、絶対にしてはいけないと思っていました。

しかし、もてなしたいという気持ちを断る事は出来ませんでした。

有り難うを形にしようとしている姿に、復興の兆しを見たのデス。

有り難く甘えさせて頂きました。

「また来て泊ってね!」

私は必ずまた戻る約束をしました。


その数日間、「希望」の欠片を掴んだような気がしました。

あちらこちらで大工さんが忙しく働いている姿や新しい信号機。

「観光でイイから見に来て欲しいの。」

という被災者の方々の言葉。

全ての方がおっしゃっている訳ではありません。が、そのような言葉で心を開いてらっしゃる方も増えてきている事を実感しました。


10月に北海道へ戻ってからずっと、被災地を思い出す度に涙は止まりませんでした。

それは今も変わりません。

でも、その意味は少しずつ変わっていきました。

今流れる涙は、小さな希望に喜ぶ涙。


1000年に1度の震災。

翌日の泥かきの作業現場にて
その復興をほんの少しでも身近に感じられる事に心から感謝します。


そして、このブログを読んでくださる全ての方々にお願いします。

まだ被災地に訪れてないのであれば、是非今のうちに足を運んでください。

興味本位でも構わないと思います。

1000年に1度の大自然の息吹を感じ取ってください。

感じ取るだけで結構デス。

この時代に生きている事を実感してください。

被災地の方々は少しずつ明日を夢見ています。

私達もまた1歩踏み出しませんか?


またしても長い長いブログになりました。

終わりまで読んで頂き有り難うございます。


最後にもう一言。

もし、岩手県に行かれるならお土産には大船渡銘菓の『かもめの玉子』。ミニサイズがおすすめデス。

LoveLove&Peace

2011年11月23日水曜日

お試し版

アプリをダウンロードしたので、テスト中。

思った通りに投稿出来るかな?


2011年11月14日月曜日

目標は高い方がイイ?

美ジョガーなる言葉が出てきて久しいこの頃。

ジャージを着てジョギングやウォーキング姿も珍しくなくなりました。


 体育会系に見られる私も、ちょくちょく近くの公園を走ったりします。

人からはすごく早く走っているのでは?というイメージを持たれていますが、その実はゆっくりゆっくり。

元来せっかちな性格デスから、ゆっくり走るのは性に合わないのデスが、ある時期から早く走るのをやめたのであります。

そのきっかけを作ってくれたのがビリー隊長。一時期空前のブームを作ったあの方デス。


運動不足が続き、スタイルの良さが自慢だった私が、見るも無残な体型に自暴自棄になっていた時。

当時、深夜のショッピング番組でやたらとテンションの高い黒人が印象的でした。

「効き目なんかあるわけない。」

と冷ややかな目でTVを見ていた私でしたが、ある夜、夢枕に絶好調にテンションの高い黒人が立った翌日、

「買わなきゃ!あのDVDを買わなきゃ!!」

と取る物もとりあえずフリーコールに電話した私がおりました。

TVショッピングの単純な戦略にまんまと乗ってしまったにも関わらず、商品が届くまで、スレンダーに生まれ変わった自分を妄想する日々。

世の中そんなに甘くない。その言葉を吐くのに時間はかかりませんでした。

商品が届いてその場でDVDを流し、意気揚々とワークアウトを始めた私。

あのプログラムを一度でもトライした事がある方は想像がつくでしょう?

30分、持ちませんでした。おまけに、翌日から3日間の筋肉痛。

1週間で3kgマイナスどころか、1日分まともに出来ず。。。

商品が届く前から周囲に振れ回っていた私。

周囲から揶揄されるという思いと無駄遣いの両方の重力がのしかかった瞬間でした。

「まいったなぁ。どうしよう?」

元々は諦めの悪い私。悔しさも手伝って、なんとかプログラムをクリアする方法はないかと思案していた時、ビリー隊長の言葉を思い出しました。

「無理しなくていい。途中で休んでも構わない。自分のペースでやるんだ。」

その時私は閃きました。

そうだ!無理するからいけないんだ。きっと私の体は自分の想像以上に衰えている。

だったら、もっとだらだらやろう。動きさえ合わせていればイイんだ。

寝起きのラジオ体操のように、思いっきりだらだらやってみよう!

その翌日から、やる気のないトレーニングが始まりました。

ビリー隊長と彼らの弟子(?)のテンションとは正反対に、だらだらとトレーニングを続ける日々が1週間続きました。

するとどうでしょう。当然と言えば当然デスが、筋肉痛にもならず、初日30分も続けられなかったトレーニングが楽にできるようになったのデス。

翌週もそれは続けました。その時のテーマはどんなに体が乗って来ても決して一生懸命やらない事。

そして、だらだらトレーニングは1カ月間続きました。

さて、この方法、効果があったと思いますか?

答えはイエスデス。

毎日だらだらやっていたにも関わらず、体重は2kg落ち、ワンサイズダウンしたのデス。

そのころには、だらだらとは言っても、初めの頃よりもずっと動きがよくなり、身軽になっていました。

トレーニングは7カ月続き、半年たった頃には、あのビリーバンドも使えるようになっていました。

友人知人達は「まだやってるの!?」と驚くばかり。

「無理しなくていい。」と言ったビリー隊長のお陰デス。


この経験は、他のどんな事にも当てはまるような気がします。

初めの挫折は高すぎる目標がと自分の状態の把握が出来てなかった事に因るのだと思います。

すぐに痩せられる。

それが叶わなかった時、「私はなんてダメな人間なんだろう」と思いました。

そこで「無理しなくていい。」という言葉を思い出し、目標設定を低く出来たお陰で、最終的には初めに立てていた目標をクリアする事が出来ました。

何かを得るには努力と忍耐、そして時間が必要なんだと改めて思い知らされた出来事でした.。


その後も色々な場面で挫ける事も多々ありますが、あの頃を思い出し、その都度目標設定を下げ、亀のようにゆっくりと進んでおります。

小さい目標をクリアしては「私ってスゴイ!!」と自賛しながら。



その内、夢に描いた目標に届けばいいなぁと思いながら過ごしております。

目標は高ければ高い方がイイ。とは申しますが、人それぞれ。

何よりも続けられるようにするのが大切なのではないかと思います。



LoveLove&Peace


2011年11月9日水曜日

仕事と恋愛

「『俺と仕事とどっちが大事なんだよ!』て言われてさぁ、もちろん仕事だよねぇ。」

と女同士で飲み明かしたりした事もあった。

今、その女達の半分は、後悔し始めてる。


残りの半分は自らの主張を覆し、家庭を築いている。

ちゃっかり仕事に戻っている人もいる。


さて、あなたはどっち?


LoveLove&Peace


2011年11月2日水曜日

商売人

送りそびれていた荷物を入れる為の段ボールを探さなくてはならなかった。

ふと、コーラが飲みたくなった。

外は程良い日差し。温かい。

散歩がてら、段ボールを探しに外へ出た。

実家の近所にちょっと不思議な八百屋がある。

そこには100円の自販機もある。

今まで1度しか行った事がなかったが、欲しい段ボールは小さい物だし、近くには他にお店はない。

試しにそこに行ってみる事にした。

随分古くから商いしていると記憶しているが、いつの頃からか、手書きの大きなポップが掲げられるようになった。

不思議な世界観お店。

それが私の印象だった。


昔ながらのたたずまい。

普段から利用しないお店でいきなり

「段ボールください。」

ってのも失礼だろうから、何か購入してからと物色していると、お店の奥から物音が。

「こんにちは。」

声をかけると、すっかり腰の曲がったおばあちゃんが

「あらあら、いらっしゃい。」

と表へ出てきた。

「ごめんなさいね、私ちょっと用があるもんだから、少し。どうぞゆっくり見てってください。」

予想に反せずマイペースなおばあちゃん。

「大丈夫デス。じゃあ、その間にジュース買ってきます。」

と言って、脇にある自販機で念願のコーラを購入。

さて、今日は果物って気分でもないし、何を買おうかと思っていると、立派におがったネギを発見。

値札も何も付いていないが、購入出来るのかと電話での話が終了したおばあちゃんに聞いてみると、

「あら、これね。これいいのよ。無農薬で。今届いたの。美味しいわよ。」

とこんな感じ。

マイペースでかつ気さくなおばあちゃん。

これなら頼めると、本題を切り出してみた。

「あの、この位の段ボールが欲しいんデスけど、ありますか?」

「どの位?ああ、その位ね。これならおっきいの?あるよ。裏にあるから、着いておいで。」

彼女はお店の裏手に私を案内した。

「あんまりおっきくないやつでしょ?わかる。私ね、取っといてるの、いつも。便利でしょ?こういう時に。場所も撮るんだけどね、こういう事もあるもんだから。ほら、この位でしょ?」

話しながら小さな倉庫に私を招き入れ、手頃な物を差し出した。

「ええ、この位デス。」

私はそれを受け取り、ネギを2本くださいと言った。

「ああ、ネギね。はい、わかりました。えっと。。。」

腰の曲がったおばあちゃんは、またえっこらえっこら店に向かった。

「で、おいくらデスか?」

私が尋ねると

「1本100円だけどいいかい?」

九条ネギのような立派な物。100円は十分な安さだった。

「ええ、もちろん。」

彼女はネギを新聞にくるみながら

「余計な事かもしれないけれど。。。」

とネギについての豆知識を教えてくれた。

小銭がない為1000円を差し出すと、

「あら、ないの?100円とか。」

と、彼女。

「すみません、さっきジュースを買ってしまって小銭が無くなったんデス。」

お釣りがないのかな?と思っていると、

「そうなの?150円でも、190円でも。小銭がないならおまけするよ。」

そう言われた。

驚いた。

「いえ、本当に少ししかないんデス。それで取ってください。」

私は答えた。

「そう、ごめんね。じゃあ遠慮なく。はい、800円。」

「有り難うございます。」

「あら、そしたらあなた、その箱貰う為に買ってくれたんじゃない?そのジュースだって。」

「いえ、違います。」

私は嘘をついた。

「そうなの?わかるのよ、私には。商売人だもの。でもね、そうしてくれると嬉しいわよね。今度来てくれた時に、ああおまけして上げようって思うもんね。有り難う。」

「こちらこそ、有り難うございます。また。」

私はそうお礼を行って店を離れた。


家に戻る数分間。胸から込み上げる何かに、涙が出そうになっていた。

優しいって何だろう?

見返りを持たないって何だろう?

商売って?


夜の世界から離れて5年。


まだ、くだらないゲームの癖が抜け切れていないんだと感じた。



LoveLove&Peace